26日(日)、広島弁護士会が主催する「子どもの日記念シンポジウム2015 少年の更生のために私たちができること」に参加してきました。今年は、少年院出院後の少年が直面する問題、少年を受け入れる社会のあり方がテーマでした。
少年非行は,少年をとりまく環境の問題が大きいと言われています。少年院等の教育によって少年に「変わろう」という決意が芽生えていたとしても、少年を迎え入れる家庭や社会の環境が変わっていなければ、少年が真に更生することは非常に困難です。
この問題に取り組んだ、第1部の演劇「はばたけピピオ!パート6~ひとりじゃないから~」は、少年院出院後の少年の葛藤、少年事件に取り組む人々の苦悩、社会の人々の心理を巧みに描いていて、日々の付添人活動において感じるもどかしさを思い出しました。
絶望的状況の中に、わずかの希望を描き、今後、主人公の少年が更生を果たせたのか、想像を抱かせるラストとなっていましたが、最後は、つい、熱くなって観てしまいました。
そして、少年の更生に、社会がいかに寄り添っていくべきかをテーマになされた、第2部のフリートークも、かつて、NHKで放映されていた「真剣10代しゃべり場」を彷彿とさせるような雰囲気で、高校生のメンバーの活発な議論を聞くことが出来て、新鮮でした。少年を取り巻く環境、例えば、少年の家族にも、支援が必要ではないか、という意見が高校生から(!)出て、感心しました。
弁護士会主催のイベントですが、高校生が積極的に参加して下さっていて、うれしく感じました。 例年例年このシンポジウムは進化していくのだなと感じています。
今年は、ほとんど関わりを持てず、一観客としての参加でしたが、来年はもうすこし、関わっていけたら、と思った一日でした。
来年、機会があれば,是非皆様もご参加ください。
子どもの日記念シンポジウム201:チラシPDF
少年非行は,少年をとりまく環境の問題が大きいと言われています。少年院等の教育によって少年に「変わろう」という決意が芽生えていたとしても、少年を迎え入れる家庭や社会の環境が変わっていなければ、少年が真に更生することは非常に困難です。
この問題に取り組んだ、第1部の演劇「はばたけピピオ!パート6~ひとりじゃないから~」は、少年院出院後の少年の葛藤、少年事件に取り組む人々の苦悩、社会の人々の心理を巧みに描いていて、日々の付添人活動において感じるもどかしさを思い出しました。
絶望的状況の中に、わずかの希望を描き、今後、主人公の少年が更生を果たせたのか、想像を抱かせるラストとなっていましたが、最後は、つい、熱くなって観てしまいました。
そして、少年の更生に、社会がいかに寄り添っていくべきかをテーマになされた、第2部のフリートークも、かつて、NHKで放映されていた「真剣10代しゃべり場」を彷彿とさせるような雰囲気で、高校生のメンバーの活発な議論を聞くことが出来て、新鮮でした。少年を取り巻く環境、例えば、少年の家族にも、支援が必要ではないか、という意見が高校生から(!)出て、感心しました。
弁護士会主催のイベントですが、高校生が積極的に参加して下さっていて、うれしく感じました。 例年例年このシンポジウムは進化していくのだなと感じています。
今年は、ほとんど関わりを持てず、一観客としての参加でしたが、来年はもうすこし、関わっていけたら、と思った一日でした。
来年、機会があれば,是非皆様もご参加ください。
子どもの日記念シンポジウム201:チラシPDF