みらいブログ

2022.01.05

新年のご挨拶

二國 則昭

 新年あけまして、おめでとうございます。

 皆様にとって、今年もご多幸の年であることを祈念します。

 今年の「えと」は、「壬寅(みずえのとら)」です。この「えと」は、漢字では「干支」と綴りますが、これは「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」組み合わせたもので、中国に由来します。

 「十干」は、古代中国の思想で、宇宙万物を造る素(もと)となる木・火・土・金・水の5元素を陽(兄 え)と陰(弟 と)に分けて、これに甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと)としたものです。

 また、「十二支」は、時刻や方角の名で、子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申)さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)となります。そして、甲子(きのね)から始まり、癸亥(みずのとい)までの60を数えると、また甲子へ戻ることになります。

 この組み合わせによりますと、十干十二支の第39番で、十干の「壬(みずのえ)」と十二支の「寅(とら)」にあたる年で「壬寅(みずのえとら)」となります。

 このイメージとしては、「厳しい冬を越えて芽吹き始めるという成長の礎となる」とのことです。

 そのため、今年は新型コロナウイルスの感染症が、日本および世界にとって、関心を持たなくてもよいような状況になることを切に願ってやみません。

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