40歳を過ぎて、英会話の勉強を始めました。
ある人から、もうその年じゃ、無理ですよ、と言われて、なにくそ、と思ったのがきっかけでした。
グループレッスンだと身につかないと思って、無謀にも、最初からネイティブの先生の週1回1時間の個人レッスンを受けることにしました。初めてのレッスンで、何をどう話したらいいか、わからず、1時間のレッスンの長かったこと、長かったこと。
そのうち先生から、英会話を上達したかったら英語の本を読んだらいいよ、と教えてもらって読み始めたのが、グリシャムの“The Street Lawyer”(日本名「路上の弁護士」)。若い弁護士がせっかく就職した大手弁護士事務所をやめて、貧しい人たちのために働くことを決意する、といったストーリー。
大学受験のためにいっぱい覚えたはずの英単語もすっかり忘れていて、なかなか先へ進みませんでしたが、はじめて知るアメリカの弁護士の事情がとても興味深く、なんとか最後まで読み通すことができました。
いまではなんとか日常会話くらいはできるようになり、英語の本を読むのも苦にならなくなりました。英語が使えることで、世界が広がったような気がします。
あなたも、英会話を始めてみませんか。
2016.11.15