みらいブログ

2021.07.15

コロナ禍での弁護士業務

半澤 茜

 新型コロナ感染拡大防止集中対策期間中が明け、少しずつですが、日常が戻ってきたように思います。 

 ここ1年を振り返ると、新型コロナウィルス感染症の蔓延に伴い、弁護士の業務においてもいろいろなところで変化が見られました。

 その一つが裁判です。 裁判所での「密」を避けるために、民事事件の裁判の多くで、マイクロソフト社のTeamsというアプリを利用したウェブ会議システムが利用されるようになり、裁判所に行かずとも、自席から、裁判にオンライン参加できるようになりました。

 現時点で、Teamsの利用ができない家事事件(離婚事件など)では、電話で調停や裁判に参加する制度である、電話会議の利用が増えました。

 刑事裁判で被告人が証言台の前で話をするときに、マスクをしたまま、というのは、コロナ以前にはおよそ見られない風景でしたが、今では、当然、マスクです(フェイスシールドは不評であまり利用されていないように感じます)。

 裁判へのオンライン参加はとても便利で、元の生活にはなかなか戻れない気もしますが、裁判所に行かない日々は少し寂しくもあります。

 コロナ禍の生活はストレスも溜りますが、収束するまでは気を抜かず、マスク着用、手指消毒の徹底と、密の回避と、感染対策を続けて行こうと思います。

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