広島に居住するようになってから、毎年、平和祈念式典に参加しています。
平成27年8月6日、広島に原爆が落とされてから70年目の節目の日を迎え、式典には、例年よりも多い人が参加していたように思います。
平和祈念公園にある記念碑には、<安らかに眠ってください 過ちは繰返しませぬから>と刻まれています。
「誰が」という記載がないこの碑文の主語について、考案した広島大学の故雑賀忠義教授は、「世界市民であるわれわれ」、「We(われわれ)」であると説明され、広島市が設置する記念碑近くの説明文にも、「すべての人々」が主語であることが明記されています。
被爆された方をも含むすべての人々が、戦争という過ちを再び繰り返さないことを霊前で述べる、ヒロシマの「誓い」「祈り」。
初めて平和記念公園を訪れ、碑の前に立ったとき、この碑を設置した人々は、なんて、まっすぐ前を見据えるのだろうと、震える思いでした。
日本国憲法は、「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言」するとしています。
国民の多数が反対している状況において、いわゆる安保法案は衆議院を通過しました。
この法案をめぐる動向は注視してゆかねばなりません。
碑文にある誓いは、広島で生活する中で、私の中でも、より確かなものとして刻まれるようになっています。
今何ができるだろう、過ちは繰り返さないために。
自問自答しながら生活する日々です。
平成27年8月6日、広島に原爆が落とされてから70年目の節目の日を迎え、式典には、例年よりも多い人が参加していたように思います。
平和祈念公園にある記念碑には、<安らかに眠ってください 過ちは繰返しませぬから>と刻まれています。
「誰が」という記載がないこの碑文の主語について、考案した広島大学の故雑賀忠義教授は、「世界市民であるわれわれ」、「We(われわれ)」であると説明され、広島市が設置する記念碑近くの説明文にも、「すべての人々」が主語であることが明記されています。
被爆された方をも含むすべての人々が、戦争という過ちを再び繰り返さないことを霊前で述べる、ヒロシマの「誓い」「祈り」。
初めて平和記念公園を訪れ、碑の前に立ったとき、この碑を設置した人々は、なんて、まっすぐ前を見据えるのだろうと、震える思いでした。
日本国憲法は、「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言」するとしています。
国民の多数が反対している状況において、いわゆる安保法案は衆議院を通過しました。
この法案をめぐる動向は注視してゆかねばなりません。
碑文にある誓いは、広島で生活する中で、私の中でも、より確かなものとして刻まれるようになっています。
今何ができるだろう、過ちは繰り返さないために。
自問自答しながら生活する日々です。