令和4年7月30日(土)、通称「生保ネット」の記念総会(オンライン)に参加しました。
同総会は、中国地方弁護士会連合会、広島弁護士会、 岡山弁護士会の後援を受けています。
当事務所は、生保ネットの事務局を担っていますが、
第一部の総会では、生保ネットの活動報告や今後の活動について意 見交換しました。
第二部の記念講演では、現在、神戸市の児童相談所(神戸市こども家庭局こども家庭センター)にて、児童福祉法務専門官として勤務されている紅山綾香弁護士より、
「児童相談所から見える児童虐待の実態と外部専門家ができること 」という演題でお話頂きました。
具体的には、 児童虐待の実態や児童相談所における支援のあり方など、
児童相談所に所属する弁護士の業務概要とその課題を教えていただ きました。
児童相談所に所属する弁護士の業務概要とその課題を教えていただ
業務概要としては、児童相談所内の弁護士として、 子どもの最善の利益を目指し、
子どもや保護者等の当事者・関係者と利害調整をしている、 とのことでした。
また、課題ですが、児童相談所内の弁護士は、
子どもや保護者等から依頼を受けているわけではないので、当事者 との信頼関係構築が難しいとのことでした。
そのため、外部の弁護士が、 子どもや保護者等の当事者の代理人として関わることは、
児童相談所からみても有意義になることが多いとのお話でした。
当事務所には、 子どもに関するご相談が寄せられることもあります。
依頼者と信頼関係を保ちながら、今後も良い弁護活動ができればと 思いを新たにしました。
依頼者と信頼関係を保ちながら、今後も良い弁護活動ができればと
【生活保護支援中国ネットワーク】