緊急事態宣言が出され、不安な生活をされている方も多くいらっしゃると思います。

　このような生活の中、不安な気持ちにつけ込む詐欺も増えているようです。

　例えば、マスクや検査キットを送付する旨の不審な電話がかかってきたという事例や給付金の支給手続きとして金融機関の暗証番号などの個人情報を聞き出そうとする事例もあるようです。また、詐欺とまで言えないまでも新型コロナウイルスに便乗し、不要な商品・サービスを高額で購入させる業者もあるようです。

　残念ながらこのような詐欺や悪質な業者は無くなりませんので、自分が被害者にならないように気をつけておく必要があります。そのためのポイントを挙げておきます。

・日々新しい情報が飛び交っていますが、正しい知識を得るように心がけましょう。

・行政機関の職員や、行政機関から委託されたという業者などからの怪しい電話や訪問、並びに心当たりのない送信元からの怪しいメールなど、おかしいと思ったら、対応しないようにしましょう。

・新型コロナウイルスに便乗した悪質な業者に耳を貸さないようにしましょう。

・不審に思った場合は、親族など頼れる人に相談しましょう。また、最寄りの消費生活センター等でも相談にのってくれます。

・被害に遭った場合は、すぐに警察や弁護士に相談しましょう。