みらいブログ

2020.01.16

令和新年に当たって

二國 則昭

 新年明けまして、おめでとうございます。
 この新年は、「令和」という元号で迎える最初の新年ということになります。それにもかかわらず令和元年ではなく、2年となります。これは、歴については日本も世界の多くの国と同じくローマ教皇グレオリウス13世が1582年に制定した「グレゴリオ暦」を使用しているからです。この 「グレゴリオ暦」は、日本では明治5年になって、太政官布告によりそれまでの太陰歴による明治5年12月3日を太陽暦である「 グレゴリオ暦」の明治6年1月1日とすると定められました。ご承知の通り、西暦はイエス・キリストが誕生したとされる年を紀元元年として現在まで通算され、元号は「明治」「大正」「昭和」「平成」「令和」と天皇の代替わりに従い改元されて続いています。
 ところで、新元号になって、計算しにくいのが、年齢や期間の計算です。明治44年生まれの人が、ご存命の場合は、何歳でしょうかという質問に、とっさに答えるのは困難でしょう。この場合は、元号を西暦に換算して計算すると間違うことないでしょう。元号から西暦への換算は、元号の年数に「明治」は1867を、「大正」は1911を、「昭和」は1925を、「平成」は1988を、「令和」は2018をそれぞれ加えることになります。なお、西暦から元号への換算は、逆にそれぞれの元号期間の西暦年数から引くことになります(ネット上には換算計算のアプリがあります)。
 ともあれ、今年が皆様にとって幸多い年であることを祈念します。
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