平成29年9月1日付けで、当事務所の大竹支所（以下「大竹支所」）の4代目支所長に就任いたしました。
　大竹支所は、弁護士がいない大竹市やその周辺地域の方々に法律相談や裁判などの法的手続を利用していただきやすくするために、平成22年に開設されました。開設以来、歴代の支所長が、事務所でご相談を受けるだけでなく、大竹市等の行政機関や福祉分野の専門職の方々と連携し、市民の皆様に広く弁護士をご利用いただけるよう、様々な活動をしてきました。
　私は、平成27年2月から平成29年4月までの約2年間、高知県中西部の須崎市で業務を行っていました。須崎市は海と山に囲まれた人口約2万3000人のまちで、人口約2万8000人の大竹市と雰囲気が似ているところがあります（ですので、大竹市は少し懐かしい感じがします。）。高知県では、自動車で片道1時間半ほどかけて出張相談に行ったり、須崎市のみならず近隣の自治体で講演会を行ったりと、事務所から離れた地域の住民の方々のニーズにも応えるための活動に力を入れていました。
　大竹支所は、開設から7年が経ちますが、私が支所長に就任してからのこの1か月の間にも、多くの方に法律相談をご利用いただいており、まだまだ必要な方にサービスが行き届いていないと感じております。
　1人でも多くの方に「相談してよかった。」と思っていただけるよう、相談者に寄り添った事務所にするのが私の目標です。まだ大竹で業務を開始したばかりですが、より一層、地域の皆様に当事務所を認知していただき、1人でも多くの方にお気軽にご相談いただけるよう、工夫を凝らした様々な活動を行っていきたいと思っています。また、出張相談や講演会等を行うことで、当事務所にお越しいただくのが困難な方にも弁護士をご利用していただければと思っております。
　今後も、変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いします。

※写真は平成29年4月まで勤務していた高知県須崎市の海岸線です。