弁護士バッジの正式名称は、弁護士記章と言います。外側にひまわりの花弁があり、その中央には天秤が彫られています。ひまわりは、正義を象徴し、天秤は公正や平等を表しています。弁護士が仕事をする上での理念が刻まれていることになります。
バッジは、純銀製で金メッキがされています。新人弁護士時代には、バッジもきれいな金色ですが、次第に金メッキが剥がれていき、銀色になっていきます。銀色のバッジはベテランの証ともいえるので、新人のころは、メッキが早く剥がれるようにバッジを小銭入れなどに入れている弁護士もいるそうです。多くの経験を積まれて実力を兼ね備えているベテラン弁護士の「いぶし銀」に憧れる気持ちも分かるのですが、銀色バッジが似合う実力や魅力が備わってこそなので、僕は、地道に色が変わっていくのを見ていこうと思います。
写真は左が所長のバッジ、右が僕のです。