香川県の高松市から広島市に来て2か月が経ちました。
広島は、街にいくつもの川が流れ、山や海がすぐ近くにあり、都会でありながら、自然と調和した素敵な街であると感じています。
さて、日本では、全国どこでも同じように裁判所での法的サービスを受けることができますが、本質的でない点については各地での違いもあります。
刑事事件の法廷においては、香川では検察官が裁判官に向かって左側に座り、弁護人が右側に座る運用がなされています。
広島では、法廷ごとに異なる運用がなされており、弁護人も裁判官に向かって右側に座ったり、左側に座ったりします。
席の配置については、特に定めがないため、被告人の入退廷の便宜や慣習によって、各裁判所で異なる運用がなされているのです。
もちろん、右でも左でも、有利不利はありません。
広島に来て、色々な違いに戸惑うこともありますが、同じ瀬戸内のおおらかさを感じることも多く、明るい皆様のおかげで充実した良い日々を送れています。
市民の皆様のお役に立てるよう、これからもがんばっていこうと思います。